見え方のそれぞれ

創作物や絵はどうやって描かれているのか、作者の印象に残っったものなんじゃないかな的な話をしていて富士の絵について話していたときの話。

赤富士は一見するとありえそうにない色遣いをしているが、想像じゃなくて特定の条件において刷られたもので朝日が当たってそう見えるというのは調べたら理解できた。

富士を思い浮かべるとき、青に見えるたり、灰色に見えたり、視覚的に観察できる色に置き換えて、見えている情景を思い浮かべると思ったのだけど、人によっては観察対象を朝日は希望、夕暮れは達成感と変換することもできるらしいというのを知った。

自分の中でも赤富士のように山が赤であれば、コントラストを考え空は青に違いないと判断してしまうし、一方で木が生えていなければ岩の色だから灰色だという決めつけもわかる気がする。目は輝度に対して反応が強いらしいが、太陽の鮮やかな光に対して反射している色と月光のように多重反射?して映るほのかな色は確かに違うけど光の当たり方が違うだけと思うとそういう気もする。何かを受け取るとき変換され方はどうなっているのか不思議な気がした。