イベントの記録ほとんど日記

前々から行きたい思っていたMFT2017に行ってきた。
技術が普遍化してきて、一般の人でも気軽にもの創りを行うことが
できる環境がそろってきた。少し前だと物集めるだけで疲弊してしまったのに、
今ではネットで注文できるし本当に便利だ。
もの創りに対する教育、思い、自己表現などから様々な出展がされていて、
とても興味深かった。
メーカー目線の完成度高い近い出展であったり、そんな発想ありませんでした並の
驚愕出展まで見学させていただいた。ロボットアームが習字をしたり、アームが機械学習で5mm角ぐらいの文字を書いたり(作ったり?)と興味深かった。
とある学校の出展では生活環境の改善をテーマに、既存のデザインを見直し
一歩進んだ新しいアイデアを基にしたプロダクト試作品の出展などがあり
すばらしいものだった。学校の先生の方とお話しをさせて頂いたが、
出展は3Dプリンタで先生が作成したものの、アイデアは学生からのものであり、
面白いアイデアが出ている。今回の出展で様々な見学者から指摘をもらい改善の余地があるとのことで謙遜されていたが、個人的にはプロダクトレベルと発想の奇抜さから
すごいなと思った。
また台湾からの出展者もあり英語で説明されたが、さっぱりで、
最終的にはスマホを見ながら漢字でコミュニケーションさせていただいた。
なぜ参加したのかと尋ねると、こういうコミュニティーを通して
輪を広げたいとのことだった。
アメリカの大会に出場するという学生の説明は、すごく納得できる説明だったし、
参加者の動機は様々で、会社員をやりながら面白いからという理由だけで
すごいプロダクトをはじめていたり、まだ物はできていないが、来年には作成できるので期待してくださいという説明を頂いた方もいた。さらに、エンジニアの人が質問しているのを立ち聞きしてみて納得と思考停止の気分両方を味わえた。
ちょっと反省点だったのが、なまじ知識を持っているため
背景や過程を考慮せず、何の意図もなく質問をしてしまったことだ。
コミュニケーションベタで間を保つことができず考えていなかったのが問題だったが
謝りたいなと思うとともに今後は気をつけようと思った。
とにかく発信力がすごく、自分の技術力のなさと視野の狭さを実感したイベントだった。ちょっと見学しただけで声をかけてもらえ、変な質問にも暖かく応答してもらえ、感謝すると同時に、こういうコミュニティーへの興味がますます広がってほしいと思った。

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購入した謎の生き物をメイに与えると、音のためか怖がられた。