生活の境界線

はじめて香港周辺へ行ってきた、返還から20周年大国の影響を受けどのような違いがあるのか見てみたかった。本当は昔と比べどう変化したか知りたかったのだけど。中国の言葉は知らないのだけれど、意外と広東語ではなく共通語が使われていたようだ。また中心部ではなくちょっとはなれた所だと値段も元表記がされていて、中国の影響が大きいのだと感じた。ふとテレビをつけてみると児童虐待事件が放送されていてどこにいても社会的な問題の本質は変わらないなと思った。お隣の深センはどんな感じか見てきたら、成長著しい地域に見られる建設ラッシュとそこで生活している人々と、一方で駅は軍隊が在中していると、でも緊迫感を感じられるわけではない感じで興味深いものだった。飲食店に入ると異邦人を見る目で見られる一方、今を淡々と生活している雰囲気が感じられた。街の中心においては買い物客であふれ、光と影を感じ経済という計りを通してはどこも変わらないなと思った。昔から輝いてきた街並みとこれから急速に作られていく街並みを対比し、今後社会変化により生活に変革が求められていく中で、今後どのように暮らししていけばいいか客観的に捉えてみたかった。