LVDS信号のメモ
- どういうものか
LVDSは画像信号などの転送に使われるデジタル差動信号の呼び名。
映像信号の伝送手段における物理層の決まり。
- 仕様
データ線2つと同期信号の3線でデータを送信するようだ。
データ線の先頭にインストラクション情報が入っていてその後にデータが続く。
振幅とジッタとアイパターンで信号の品質を確保する。
インピーダンスは100Ωにする必要がある。
データの2本の線は等長配線にしないといけない。
- 波形を見てみる
LTspiceでは下記のようなSimになるみたい。
電気的にはコモンモードノイズに対して差動で転送すると
信号品質を確保できますよという意味だと思う。
- 疑問
誤検出した場合はどうするのだろう。
同期信号に対して受信側のPLLの分周されたクロックが転送速度になる?
- その他
伝送対を増やすことでパイプラインのようにパラレルに転送もできるらしい。
高画素化に対して新しい伝送方式への置き換えがずいぶん前から始まっている。
符号化はされていない。
直接関係ないがUSBやPCIExpressも差動信号、Etherで3値とる場合がある。
- 参考(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Low_voltage_differential_signaling
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/intel/133393/
https://ednjapan.com/edn/series/6243/
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1602/10/news024_2.html