【日記】電気エンジニアが参加したruby kaigi 2019

 これは日記(駄文)です。福岡で開催されたruby kaigiに参加してみた。以前広島で行われたときは忙しく最終日4時間程度しか滞在できなかったので、4/19、20と2日間参加してじっくり話を聞くことができた。2,3日間ずっとMainHall(3F)の端っこの方に陣取り話を聞いていたのだけど(座りすぎて足痛かった。。)、個人的にはデータセンターのような大規模な先端プロセッサを使用した話よりも、業務上基板に搭載された小規模なマイコンに接する機会が多いので、mrubyやmruby/cのテーマについて話を聞けたのがよかった。メモリが少ないがためにmrubyを搭載する制約があると多く聞くことがあるので、製品化するハードウェア側から言い訳書いてみた。

 製品化するハードウェアというと制御、電源、センサ回路などそれぞれ特徴の違う回路を、信頼性や収納性、電気的安全度やコスト(部品のばらつき)を考えながら設計する必要がある。発売日が決まっており開発期間の限られた中、部品選定の段階から実績のある部品しか選べない状況だ。実際開発していた製品のマイコンのフラッシュは数10kバイト、産業用アームの制御でもatomなどの低スペックのプロセッサ、車載はArmを使っていると聞くがそれでもメモリは潤沢にないはずだと思う。

 今後IOTなどの通信機能を中心にした製品においてはメモリと処理速度が求められてくると思われる。でも割り込みや即時性を考えるとIO側で処理してしまうのではないだろうか。

 2日目夜mrubyのワークショップがありM5StackでLCDを制御したり開発を行った。短時間でもよい作品を作られている方がいてプロトタイプを作るにはよい言語だと思った。表現力のあるプロダクトはテンション上がる。

会議の資料があがっていたので後ほど確認しようと思う。

https://tech.drecom.co.jp/day2-presentation/

組み込みは割り込み重要なので探していたら参考になった。 

https://qiita.com/take_cheeze/items/ca774aa4c49ed532c2f4

 mruby/cについてわかりやすかった。まず手持ちのマイコンで試してみようかなと思うができていない。

https://magazine.rubyist.net/articles/0059/0059-original_mrubyc_iot_device.html

AfterHack参加してM5Stackでmruby開発したかったのだが、まだ買えてなかったので結局ラズパイ使っていた。IO周りを試したかったのだができず残念。LTでは人工衛星にmrubyが搭載されたとのことで非常に興味深かった。