高齢化に求められるシステムについてという問題があったので考えた

先週受けてきた問題に高齢者が増える中どのようなシステムが求められるか答えよ的な問題が出たので考えてみた。でも未熟ゆえ回答になってないので途中経過を書いている。制約条件として下記がある。

 ①装着不要(体力がないためと思われる)

 ②画像センサは使えない。

高齢者の状態を計測することで健康的なのか具合が悪いのかを把握することが目的だ。

自分の家にも高齢者がいるのでそれを想定して考えてみた。

高齢者が抱える問題として認知症がある。何か用事があったとして外に出たはいいが目的と来た道を忘れてしまいかえれなくなるケース。また怪我をしたことを忘れ、後でアザになっていることを確認され気づくケース。ざっとGPSで位置をと加速度センサで転んだり当たった時の衝撃の状態を確認できるなと思ったけど、実際にどう実装しようか迷った。前提として生活に溶け込むことが打ち出されているような気がしてシール上のフレキで作ったものを爪や耳または歯に仕込むとかウィッグに張るとか考えたけどど供給電源はどうするのかとか、シールのように薄く作ることできないだろとかいろいろ迷いがあって30分ぐらい筆が止まってしまった。うちのケースでいうと杖を持ち歩くのでそれにつけてみてはとか考えてみたけどじゃあ屋内はどうするんだというところが対応できなくて困ってしまった。目も悪いし、テレビのリモコンも使いこなせないのでスマホだと対応できないのだよな。興味はあるみたいだけど。杖については何かつけるとよさそうなので今度やってみたいとは思う。耐久性が課題かも。そしてこの後たまたま読んでいた本にポットなどにセンサーをつけて、お茶を入れるという動作をすることでお年寄りが元気かどうか確認できるものがあるとあって、この問いの意味がわかった。こちらが一方的に知りたいデータを押し付けるのではなく、相手の行動を注意深く見ることをデータ化しようということなのかな。個人的は面白かったので続けて考えていこうと思った。

tsumugu 1st dayに参加した

業務があり残り2つのセッションしか参加することはできなかったが貴重なお話を聞くことができた。ハードとソフトの境界線なくチャレンジしていこうという話を聞いて、今業務を行っている会社では業務経験のみが重要視されことが多い。理由は商品タイプを扱っていく上では一つのことに精通していたほうが効率よく物事を進めることができるからだ。一方今日聞けた話では興味があればどちらでも行き来ができ経験を積めるということで、どのように課題を解決できるかのお話をされていた。もうすでに導入されておりそれが実際問題として表面化していることを認識している証拠だ。属人かして同じことしかできなくなるよりも今後AIの導入やロボットのオートメーションからそのような仕事は減っていく中、全体から課題を提案解決していく力が求められる。その中で上記のような経験は非常に有意義なものとなると思う。もうひとつのセッションのリモートワークの話については興味深く、どこで仕事をしたかよりもどうアウトプットしていくのかということが語られていて面白かった。4時間で業務を区切って、いろいろな仕事を回していくアイデアが提唱されていて、メリットとしてスキルの向上、デメリットとして都合よく使われてしまう時に個人がどう保護されるかについて語られていた。これまでの安定雇用型から、働き方が多様化する中で、どのようにポジショニングをとっていくか、いろいろな会社に属することで俯瞰し、影響アウトプットすることで貢献、人として成長できる過程が見え、今所属している部署でも取り入れてほしいなと思った。またデメリットである立場的に弱くなってしまう個人の保護について会社間で取り決めをして、そこの中でエンジニアだったり人が行き来する中で活性化するというアイデアが出ていて、既存の会社も出るとの違いをまざまざと感じどうしたらそのようなアイデアが出てくるのだろうと思ったものだ。また、一人で仕事をするとどうしてもモチベーションを維持することが難しく、どう克服するか話を聞けたのはよかった。場所は家では誘惑が多かったので近くの図書館にこもってやっていたが、それでも集中できるまでは時間がかかった。そのような時は繰り返し式を書いたりコードを写したりして自分が集中できるまで時間を使っていた。とにかく今の現状に対して最近は技術の習得が主になっているところを、やり方を含めシステムとしてまわそうとしているところが面白くうらやましかった。

生活の境界線

はじめて香港周辺へ行ってきた、返還から20周年大国の影響を受けどのような違いがあるのか見てみたかった。本当は昔と比べどう変化したか知りたかったのだけど。中国の言葉は知らないのだけれど、意外と広東語ではなく共通語が使われていたようだ。また中心部ではなくちょっとはなれた所だと値段も元表記がされていて、中国の影響が大きいのだと感じた。ふとテレビをつけてみると児童虐待事件が放送されていてどこにいても社会的な問題の本質は変わらないなと思った。お隣の深センはどんな感じか見てきたら、成長著しい地域に見られる建設ラッシュとそこで生活している人々と、一方で駅は軍隊が在中していると、でも緊迫感を感じられるわけではない感じで興味深いものだった。飲食店に入ると異邦人を見る目で見られる一方、今を淡々と生活している雰囲気が感じられた。街の中心においては買い物客であふれ、光と影を感じ経済という計りを通してはどこも変わらないなと思った。昔から輝いてきた街並みとこれから急速に作られていく街並みを対比し、今後社会変化により生活に変革が求められていく中で、今後どのように暮らししていけばいいか客観的に捉えてみたかった。

年の瀬の個人記録

今年度を振り返って漢字で表すと"試"だった気がする。そして移動ばかりしていた一年だった。休日はほとんど研修に参加し移動費を削るためほとんどバスなどを使った。移動に時間はかかったが、その分環境に制限がかけられるため、ネットやテレビなどの影響を受けずに、読めなかった本などを持参して集中して読んだりすることができた。疲れたけど。体力的には問題なかったけどホッとする時間なく、去年と比べ本当にいろいろなことにチャレンジできた。モデルやモータやLINとかパワエレとかFPGAやFETとかSIMなどこれまでは本で見た知識でしかなかったものを体験できて本当によかった。感謝している。でも時間がとれず復習できなかったのが残念だった。復習するのに空き時間など活用したいけど通勤中はうたた寝で頭に入らず、どこかスペースを確保できる場所じゃないと自分は集中できないのだろうか。日常でもノイズ、センサ、制御といろいろなものに触ることができた。写経もそうだけどインプットが多くてトレースばかりしていたから創作的なこともやりたいけどできなかったので次は実行したいなと思う。これまでもいろいろな考え方を知りたくて浅く浅くやってきて、浅かったがために時間を区切ってカテゴライズすることでインプットしてきたけど、インプット量が増えてきて空間も限られる中互いに干渉しやすくなって頭の中がまとまらなくなってきた。過去の資料とか読み直すことが多かったので保管してきた物も捨てていかないとシステムとして回っていけない気がするこの頃。

いろいろな部品の記録

 電気電子エンジニアとして、時として面白い部品に出会うことがあるので記録しておく。基板には抵抗、コンデンサ、コイルと基本的な昔からある部品が搭載される。一方で電気自動車をはじめとして、これまで機械分野と考えられていた分野にも電子部品が搭載されるようになってきた。そういった分野においてはこれまでと違う環境、使い方がなされるため発想の豊かな部品がある。そういった部品を見てきた記録。
 車の部品では振動を抑えるために2,3個まとめて固定して特殊な金属ではさみ、基板から浮かせるコンデンサがあるらしい。さまざまな路面環境による振動を考えての発想だろう。紹介ではサスペンションを模していると聞いた。また、接続面に有機剤を塗っているものもあった。俗に言う耐震シートみたいで、身近なものから発想を得ているのがすばらしいなと思った。
 そういえばプリントできるフレキシブル基板というものもあったが、身近な生活用品が逆輸入されているようで面白い。個人的には毎日一個ばかばかしいアイデアでもいいがメモ等に書き残し手おきたいところだがなかなかできていないのが悩みだ。昔ロボットの生産に関わっていたとき、ケーブルの捻転で経年劣化により破損するということがあった。そのとき冗談で、ケーブルなくして可動ポイントに無線で信号送ってみようといってみたことがあったが、こういったことももうすぐ可能なのかもしれない。非接触電源供給では円形に加工した部品から電源供給できるような部品も出てきたようだ。こう考えてみると、物づくりも何でもいいからまずはイメージからはじめてみて、形にしていくのがいいのかもしれない。

イベントの記録ほとんど日記

前々から行きたい思っていたMFT2017に行ってきた。
技術が普遍化してきて、一般の人でも気軽にもの創りを行うことが
できる環境がそろってきた。少し前だと物集めるだけで疲弊してしまったのに、
今ではネットで注文できるし本当に便利だ。
もの創りに対する教育、思い、自己表現などから様々な出展がされていて、
とても興味深かった。
メーカー目線の完成度高い近い出展であったり、そんな発想ありませんでした並の
驚愕出展まで見学させていただいた。ロボットアームが習字をしたり、アームが機械学習で5mm角ぐらいの文字を書いたり(作ったり?)と興味深かった。
とある学校の出展では生活環境の改善をテーマに、既存のデザインを見直し
一歩進んだ新しいアイデアを基にしたプロダクト試作品の出展などがあり
すばらしいものだった。学校の先生の方とお話しをさせて頂いたが、
出展は3Dプリンタで先生が作成したものの、アイデアは学生からのものであり、
面白いアイデアが出ている。今回の出展で様々な見学者から指摘をもらい改善の余地があるとのことで謙遜されていたが、個人的にはプロダクトレベルと発想の奇抜さから
すごいなと思った。
また台湾からの出展者もあり英語で説明されたが、さっぱりで、
最終的にはスマホを見ながら漢字でコミュニケーションさせていただいた。
なぜ参加したのかと尋ねると、こういうコミュニティーを通して
輪を広げたいとのことだった。
アメリカの大会に出場するという学生の説明は、すごく納得できる説明だったし、
参加者の動機は様々で、会社員をやりながら面白いからという理由だけで
すごいプロダクトをはじめていたり、まだ物はできていないが、来年には作成できるので期待してくださいという説明を頂いた方もいた。さらに、エンジニアの人が質問しているのを立ち聞きしてみて納得と思考停止の気分両方を味わえた。
ちょっと反省点だったのが、なまじ知識を持っているため
背景や過程を考慮せず、何の意図もなく質問をしてしまったことだ。
コミュニケーションベタで間を保つことができず考えていなかったのが問題だったが
謝りたいなと思うとともに今後は気をつけようと思った。
とにかく発信力がすごく、自分の技術力のなさと視野の狭さを実感したイベントだった。ちょっと見学しただけで声をかけてもらえ、変な質問にも暖かく応答してもらえ、感謝すると同時に、こういうコミュニティーへの興味がますます広がってほしいと思った。

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購入した謎の生き物をメイに与えると、音のためか怖がられた。